うーんと昔。
「うちが一番!」って言うために海外旅行に行ってる。
恵比寿に着いてえびす様みて
「やっぱり地元が、日本が一番好きだ!」って思う気持ちが、一番の旅の醍醐味なんだ。
、、、って海外旅行によく出かけていた友達が熱く語ってくれた。
その話を聞いて、当時の私はピンと来なくて「ふーん」って聞き流してしまったけど。
時々、海外に出るようになってその時のことをよく思い出す。

そう。そう。
おうちが一番だなーって思うよ。
地元、一番好きだって思うよ。

でも、見てみたい景色があるから。
知ってみたいの先に行けて良かったと思う。

8月3〜19までサンフランシスコ/ロサンゼルスの旅行に行ってました。

8月生まれの私にとって、8月は特別な月です。
今年は、一つの区切りの年でもあるので
特別な夏にしたくて、、、フッと海外で8月を過ごそうと閃いて実現した旅でした。

行き先はすぐ決まりました。
サンフランシスコ、、、、子供の時から憧れの街でした。
なんで、憧れがあったのかというと
父が昔したアメリカ横断の旅。
その写真の中で一番印象的だったのが
ゴールデンゲートブリッジの前ではしゃぐ若かりしの父の写真。

私は、それをやってみたかったのです。

それはとてもとても小さいことだけども、
子供の時からの憧れを実現出来たことが、嬉しくて。
小さな自信につながったような気がします。

いっぱいいっぱい。
感じたことはあるけども、一番は。
アムトラック(鉄道)の移動中の車窓から見えた夕日でした。
その時聞いていたipodから
フジファブリックの《茜色の夕日》が流れてきて。

あーこの曲は、きっとカルフォルニアの空じゃ生まれてなかったかもしれないな。
ってふと思いました。
旅行中に茜色の夕焼けなんて見なかったから。
そう思い出したら、凄い日本が恋しくなりました。

今まで当たり前に見えてきた日本の景色も
とても特別な景色なのかもしれないと思うようになり、
愛しいと思うようになりました。

憧れのカルフォルニアの景色も。
日本の景色も。
それぞれ特別。特別。